【エンタメ研究所メンバーにインタビュー】#2.小田 友馨さん

インタビュー

こちらは西野亮廣オンラインサロン【エンタメ研究所】のメンバーにインタビューしていく企画です!

Spot ライト』っていう企画名、今思いつきました。

一人一人にスポットライトを当てていくって意味と、ライトには書く(write)の方の意味を込めてみたりして。これが浸透したらいいなと思いつつ、ま、普通にインタビュー企画って呼ぶ方がわかりやすい気がしてます。

はい、始めます!

 

ちなみに、今までの一覧はこちらにございます。

愛で人を育てる、小田友馨さん

小田友馨(おだ ゆか)さん

居酒屋やじろべえの女将25年。人を育てる事、その人の強みを見つける事が得意!そして、フラが大好き!

福本
よろしくお願いします!早速ですが、小田さんは普段どんな風に生活されてるんですか?
小田さん
生活は、空いた時間は自宅でフラ(ダンス)の練習、昼から居酒屋の仕込み夜は居酒屋の営業です。帰ってくるのは夜中、帰って必ず飲みます。
福本
毎日!

お酒弱い僕にはわからない世界が広がっていそうです。

小田さん
家事一切は同居の母親がやってくれるし、上の2人は独立、3人目も働きだしたので、全く手がかからず、ほぼ自分の時間です。
福本
おお、なんだか既にエネルギッシュな感じが伝わります。

3人のお子さんを育て上げられたんですね…!まだ独身の僕からすると相当大変だろうなという印象です。苦労話とか思い出があれば少し聞かせて頂けたら嬉しいです!

小田さん
そうですね、26歳から居酒屋を始めました。その時、長女3歳長男1歳でした。その頃は子供も私が仕事に行くと泣いて泣いて、

長男は「おかあしゃんがいい〜」って!これは今でもネタです、笑!

福本
それは鼻水ズルズルで「あかあしゃん行かないでー!」ってなりますね笑
小田さん
その頃は辛くて「上を向いて歩こう」を口ずさんでいました!涙がこぼれないようにね!
福本
みんな知ってるいい歌詞だけど、小田さんの人生とリンクしてて二段階くらい感情のギア上がりますね。
小田さん
まだまだ続きがあるよ。

それから10数年経って2号店の居酒屋をオープン

さらにその数年後に300坪ほどあるミニモールを開きましたが、5年ほどでクローズ。

その時が人生で一番辛かったかもね〜。 朝から夜中まで働いて、朝方になる事もしばしば。

福本
うわー。坂本九でもさすがに涙こぼれそう。

 

でも300坪の広さ!! クローズしてしまったとはいえ5年間は営業してた訳ですもんね。

小田さん
そうですね。名前は「 3rd place 」といって、

レストラン、雑貨店、花屋、ペットサロン、貸し教室などが集まったところです。

名前を考えていたところある人が「女将さん(って呼ばれてます私)それってサードプレイスだよね。仕事場でもなく家庭でもなく、第三の場所!スタバもそう言ってるよ」

ということで決まりました。

福本
いいですね!その方、素敵なセンス。
小田さん
実はこの3rd place!

私が子育て中に「こんなとこあったらいいなー」って思っていた事で、紙に書いてて、それが叶ったんです。スゴイでしょ!笑

福本
スゴい!

実際あるんですねそんなこと。僕も何か書こう笑

小田さん
だけど従業員と上手くできなかったり、 私がそんな場所作らなくても今はほら、イオンとかあるしね。結局、お店を閉めることになりました。

でね、店を最終的に辞めると決めた日、長女が「お母さん、もう帰ろう」って家に連れて帰ってくれて背中さすってくれました。辛くて歩けなくなったりもしました。

福本
光景が目に浮かびます。

本当に辛い時、家族の絆って有難いですね!娘さんとの関係が素敵です。

小田さん
それでも身体もココロも修復するのに数年かかりましたね。今やっと復活!!って感じです。

辛いことって乗り越えてはないのかも。時間とともに、薄くなるっていう感じ。

あとはもう好きなフラをやって気分転換!

福本
おお!これは名言だと思います。完全に切り離すことはできないんですね。せめてこれからもっともっと遠い記憶になりますように。
小田さん
辛い経験は全てネタです!沢山の授業料払い、ボチボチ返しています。
福本
カッコイイ!!姉さん!付いていきます!!笑

子育てと、人育て

福本
先ほど、ちょっと出ましたが、小田さんとお子さんとの関係性が素晴らしいなと思います。
小田さん
3人の子供が個性豊か過ぎて楽しいです。長女がいつも相談相手だったし、長男は遠くから応援してくれて、15歳の次男は私の癒し。

 

長女。は10代の時「アメリカ行きたい」って言いだして、私も最初は普通の親のように止めました。だけどある人からのアドバイスというか、教えを理解することで私の人生変わりました。それによって子供達もね。 そして、娘はアメリカへ6年ほど通いました。今は夢の国で働いてます。

 

長男は高1で中退、居酒屋で修行、今はうちの居酒屋の店長。今年結婚し、来年子供、私はおばあちゃんです。 長男も色々ありましたが〜。

福本
お子さんがちゃんと自分の人生を歩まれてますね!
小田さん
あ。15歳と仲良くなる秘訣、知りたい?
福本
なんだろ、知りたいです!
小田さん
できないっていうのをわかってあげることかな。人間自分ができると、誰でもできるって思って腹が立つから。最初からわかってれば無駄に腹を立てなくていい。

彼もユニークで「ドリフト」が好き。「イニシャルD」というドリフト漫画に夢中。私も車好きなので東京、大阪で開催されるドリフトの大会は一緒に行きます。

次男に対しては上の2人の経験からの子育てです。長男から甘すぎると怒られますが、全然気にしてません。愛情たっぷりに育てました。それがあったからこそ、今の若いのと付き合えるのかな。

 

ードリフト大会に出かける二人

福本
「子育て」がお仕事の方の「人育て」にも活きているんですね。
小田さん
はい。今までの経験・失敗から、結局は人なんだなと思うのです。

 

先日も社員が「高校生はすぐ辞める」とか「だから教えたくない」とか言っていたけど、結局は仕事場が楽しくないからだと思うんです。居酒屋の仕事ってしんどいけど、若い子ばかりだから楽しいんですよね。バカな事いったり大笑いしたり。

福本
確かに。

今の子は誰と働くかとかどんな雰囲気で働くかとかめっちゃ大事な気がしますね。

小田さん
「社員には料理なんて作るのカンタンだよね。これからは人を使うことを勉強しないとね」って伝えました。 それは財産になります。

作業はその場でしか使えない事、仕事は一生使えること。そんな仕事を彼らに教えたいです。

福本
小手先じゃない本質ですね。社員の方への愛情も感じます。

ー年賀状用に撮ったみんなの写真

どんな人でもいいところを見つけ、伸ばす

小田さん
私の得意技は、どんな人でもいいところを見つけて伸ばすところ
福本
最高!!
小田さん
ここで自慢話をいくつか。

3rd placeでバイトをしていた当時大学生だった彼はその時に覚えたフレアバーテンダー(お酒を投げたりするやつ)に憧れて東京へ行きました。

彼は当時、親に反対されてたけど

私は1年だけ親に待ってもらうように説得させ、「世界一になるまで帰ってくるな」と言い放ちました。

福本
ふむふむ。
小田さん
彼、その後どうなったと思う?

 

世界一になったんだよ。

福本
えええ!

ドラマよりドラマじゃないですか!!小田さんが小さな芽を守って彼が大きな花を咲かせたってことですね!

小田さん
あともう1人。

バイトに来たころはチャラチャラしていて私にタメ語を使う大学1年生の男の子。その2年後、少し前に彼からLINEがきました。

バイト君
就職決まりました!!

面接でもアルバイトの事いっぱい話せたので良かったです!

結構、大人数の中で就職試験のテストの成績は最下位やったらしんですけど、

人間性が良かったって言われて受かりました!

絶対100%女将のおかげです!ありがとうございます!

10月から卒業のために授業いっぱい取らないけんので、土曜だけ出勤とかなりますけど3月までよろしくお願いします!

福本
文面だけで、いい奴だってわかりますね。

ー噂のチャラ男

小田さん
若い子を見てて思うんです。 親が才能を摘んでるなーって

それを教えてくれたのは3人の子供達。個性豊かな彼ら。

子供ってのは一生離れられないないから、学ばされ方がハンパないっす。ダンナとか、友人とかはなんかあれば離れられるけどね。

福本
そりゃ途中、後輩みたいな口調にもなりますよね!
小田さん

 

ちょっと偉そうな事を言わせてもらえるのなら、親って自分の範囲でしか考えられないと思うんです。

 

例えば親が公務員だと自営業なんて怖すぎますよね、 親が海外行った事なければ、子供が海外いくのは不安。 だけどね、それは、それは、親の愛情なんだよね。子供はいくつになっても可愛いし、心配なんだよね。 親だって、誰だって子供が躓くことさせたくないもんね。

福本
ですよねぇ。僕も年を重ねてその感じやっとわかってきました。まだ子供いませんけど
小田さん
子供とか他人って宇宙人だからね。

理解できなくて当たり前。 ただ、それを知ってるかどうかだけなんだよね。

福本
いい表現!

宇宙人だから考え方も違うし、摩擦が起きて当たり前だと。この考え方ができれば大分、心が楽に人と接することができそうです。

小田さん
私の居酒屋に今50人くらいの宇宙人がいるから、観察するには面白いよ。
福本
なんつーかもう、スペースアドベンチャー!!

いつか行ってみたいです!

 


 

小田さん
こう振り返ってみると、結局は人間関係の学びだったのかなと、気づきました。

人生折り返し地点なので、そろそろ自由に羽ばたきます!長い長い話、お付き合いありがとうございました。

福本
いえいえ、こちらこそ濃い〜お話が聞けて楽しかったです!どうもありがとうございました!
小田さん
この企画は素晴らしいですね!

福本さんの事ほとんど、いや全く知らないのですが何かお返し出来ることがあればいいな…

あ、いつかフラを教えますね♪マハロ

福本
ありがとうございます!では、いつかこんな感じで乗り込みますね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…小田さん逃げて!!

 

  変な奴、来るよ!!!

 

インタビューを終えての感想

なんだろ。くぐってきた修羅場の桁が違うって感じました。

「辛いことは乗り越えるんじゃなく薄くなっていくだけ」っていう言葉は凄く印象に残りました。本当に経験してきた人の言葉だと思うから。

でも終始、明るく質問に答えて下さり、楽しかったです。愛に溢れた小田さんの人柄で日光浴してた感じです。

お子さんはもちろんのこと社員の方もそりゃ付いていくよなという素敵な引力を持つ方だと思いました。

インタビューって面白い。学ばせていただくことが多い回でした。

それでは今回はこの辺で失礼します。これから忙しくなりそうです。

僕はこれからフラダンスにのめり込む予定ですので!

 

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インタビュアー:福本和哉

詩人。ライターとして活動。インタビュー終えた後、「楽しかったです!」と言われる確率90%。リズムとユーモアを大事にして読みやすさを意識した文を書きます。人柄を映し出すのが得意です。詩人としての作品が気になった方はコチラを見てください。懇願。


福本
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