こちらは西野亮廣オンラインサロン【エンタメ研究所】のメンバーにインタビューしていく企画です!
『 Spot ライト』っていう企画名、今思いつきました。
一人一人にスポットライトを当てていくって意味と、ライトには書く(write)の方の意味を込めてみたりして。これが浸透したらいいなと思いつつ、ま、普通にインタビュー企画って呼ぶ方がわかりやすい気がしてます。
はい、始めます!
ちなみに、今までの一覧はこちらにございます。
愛で人を育てる、小田友馨さん
小田友馨(おだ ゆか)さん
居酒屋やじろべえの女将25年。人を育てる事、その人の強みを見つける事が得意!そして、フラが大好き!
お酒弱い僕にはわからない世界が広がっていそうです。
3人のお子さんを育て上げられたんですね…!まだ独身の僕からすると相当大変だろうなという印象です。苦労話とか思い出があれば少し聞かせて頂けたら嬉しいです!
長男は「おかあしゃんがいい〜」って!これは今でもネタです、笑!
それから10数年経って2号店の居酒屋をオープン。
さらにその数年後に300坪ほどあるミニモールを開きましたが、5年ほどでクローズ。
その時が人生で一番辛かったかもね〜。 朝から夜中まで働いて、朝方になる事もしばしば。
でも300坪の広さ!! クローズしてしまったとはいえ5年間は営業してた訳ですもんね。
レストラン、雑貨店、花屋、ペットサロン、貸し教室などが集まったところです。
名前を考えていたところある人が「女将さん(って呼ばれてます私)それってサードプレイスだよね。仕事場でもなく家庭でもなく、第三の場所!スタバもそう言ってるよ」
ということで決まりました。
私が子育て中に「こんなとこあったらいいなー」って思っていた事で、紙に書いてて、それが叶ったんです。スゴイでしょ!笑
実際あるんですねそんなこと。僕も何か書こう笑
でね、店を最終的に辞めると決めた日、長女が「お母さん、もう帰ろう」って家に連れて帰ってくれて背中さすってくれました。辛くて歩けなくなったりもしました。
本当に辛い時、家族の絆って有難いですね!娘さんとの関係が素敵です。
辛いことって乗り越えてはないのかも。時間とともに、薄くなるっていう感じ。
あとはもう好きなフラをやって気分転換!
子育てと、人育て
長女。は10代の時「アメリカ行きたい」って言いだして、私も最初は普通の親のように止めました。だけどある人からのアドバイスというか、教えを理解することで私の人生変わりました。それによって子供達もね。 そして、娘はアメリカへ6年ほど通いました。今は夢の国で働いてます。
長男は高1で中退、居酒屋で修行、今はうちの居酒屋の店長。今年結婚し、来年子供、私はおばあちゃんです。 長男も色々ありましたが〜。
彼もユニークで「ドリフト」が好き。「イニシャルD」というドリフト漫画に夢中。私も車好きなので東京、大阪で開催されるドリフトの大会は一緒に行きます。
次男に対しては上の2人の経験からの子育てです。長男から甘すぎると怒られますが、全然気にしてません。愛情たっぷりに育てました。それがあったからこそ、今の若いのと付き合えるのかな。
ードリフト大会に出かける二人
先日も社員が「高校生はすぐ辞める」とか「だから教えたくない」とか言っていたけど、結局は仕事場が楽しくないからだと思うんです。居酒屋の仕事ってしんどいけど、若い子ばかりだから楽しいんですよね。バカな事いったり大笑いしたり。
今の子は誰と働くかとかどんな雰囲気で働くかとかめっちゃ大事な気がしますね。
作業はその場でしか使えない事、仕事は一生使えること。そんな仕事を彼らに教えたいです。
ー年賀状用に撮ったみんなの写真
どんな人でもいいところを見つけ、伸ばす
3rd placeでバイトをしていた当時大学生だった彼はその時に覚えたフレアバーテンダー(お酒を投げたりするやつ)に憧れて東京へ行きました。
彼は当時、親に反対されてたけど
私は1年だけ親に待ってもらうように説得させ、「世界一になるまで帰ってくるな」と言い放ちました。
世界一になったんだよ。
ドラマよりドラマじゃないですか!!小田さんが小さな芽を守って、彼が大きな花を咲かせたってことですね!
バイトに来たころはチャラチャラしていて私にタメ語を使う大学1年生の男の子。その2年後、少し前に彼からLINEがきました。
面接でもアルバイトの事いっぱい話せたので良かったです!
結構、大人数の中で就職試験のテストの成績は最下位やったらしんですけど、
人間性が良かったって言われて受かりました!
絶対100%女将のおかげです!ありがとうございます!
10月から卒業のために授業いっぱい取らないけんので、土曜だけ出勤とかなりますけど3月までよろしくお願いします!
ー噂のチャラ男
それを教えてくれたのは3人の子供達。個性豊かな彼ら。
子供ってのは一生離れられないないから、学ばされ方がハンパないっす。ダンナとか、友人とかはなんかあれば離れられるけどね。
ちょっと偉そうな事を言わせてもらえるのなら、親って自分の範囲でしか考えられないと思うんです。
例えば親が公務員だと自営業なんて怖すぎますよね、 親が海外行った事なければ、子供が海外いくのは不安。 だけどね、それは、それは、親の愛情なんだよね。子供はいくつになっても可愛いし、心配なんだよね。 親だって、誰だって子供が躓くことさせたくないもんね。
理解できなくて当たり前。 ただ、それを知ってるかどうかだけなんだよね。
宇宙人だから考え方も違うし、摩擦が起きて当たり前だと。この考え方ができれば大分、心が楽に人と接することができそうです。
いつか行ってみたいです!
人生折り返し地点なので、そろそろ自由に羽ばたきます!長い長い話、お付き合いありがとうございました。
福本さんの事ほとんど、いや全く知らないのですが何かお返し出来ることがあればいいな…
あ、いつかフラを教えますね♪マハロ
(…小田さん逃げて!!
変な奴、来るよ!!!)
インタビューを終えての感想
なんだろ。くぐってきた修羅場の桁が違うって感じました。
「辛いことは乗り越えるんじゃなく薄くなっていくだけ」っていう言葉は凄く印象に残りました。本当に経験してきた人の言葉だと思うから。
でも終始、明るく質問に答えて下さり、楽しかったです。愛に溢れた小田さんの人柄で日光浴してた感じです。
お子さんはもちろんのこと社員の方もそりゃ付いていくよなという素敵な引力を持つ方だと思いました。
インタビューって面白い。学ばせていただくことが多い回でした。
それでは今回はこの辺で失礼します。これから忙しくなりそうです。
僕はこれからフラダンスにのめり込む予定ですので!
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(何回、エンタメ研究所言うんだよ!)
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